「家庭」、「仕事」、「子どもの育て方」、「保活、保育園」以外の悩みを記述式で伺ったところ、こんな悩みが寄せられました。
「24時間の限られた中で自分がどこまで体力的にやっていけるか不安。仕事はやめたくない」(29歳女性/妊娠中 就業中)、「2人目が欲しいが、会社を休むほどつわりがひどかったので、子育てと両立できるか不安」(34歳ママ/子ども1人 産休・育休中)、「習い事について。どの時期に何を、どの程度習わせればいいのか、それは本人の意思で始めるのか、親の意向か。そしてやめる時はどうなのか」(40歳ママ/子どもがいる 産休・育休中)、「いつも一緒にいるママ友の子どもが暴力的でそのママ友もあまり叱らなくて悩む」(29歳ママ/子ども2人 産休・育休中)など。いろんな悩みを抱えながら、ママ・パパは子育てを頑張っています。
それでは、悩みや不安をどのように解消しているのでしょうか。この問いに対する回答では、『配偶者に相談する』が78.5%で1位でした。「ストレスがたまって、不満、不安が爆発した時に、たくさん話を聞いてくれた後、楽に考えようと言われて心が落ち着いた」(28歳女性/妊娠中 専業主婦)、「2人で頑張ろうと言ってくれた。2人でという言葉に1人で頑張りすぎなくていいんだと安心した」(30歳女性/妊娠中 専業主婦)などの声からは、ママとパパがお互いを大切に思う気持ちが伝わってきます。
配偶者以外の相談相手としては、親(義理の親も含む)が74.1%で2位。またインターネットの情報サイト、アプリで悩みや不安を解消しているママ・パパも62.8%となりました。
最後に、子育てをしていてうれしかったことやよかったことについて尋ねたところ、赤ちゃんを心から慈しみ、成長を喜ぶママ・パパの声がたくさん寄せられました。中でも感動的だったのは、「息子から“ママに会いたかったから生まれてきたんだよ。ママ大好き”と言われた」という40歳のママのエピソードです。
わが子のためなら自己犠牲もいとわない。どんなことでも乗り越えていけるとママ・パパは考えているでしょう。そんなママ・パパの思いに対して、子どもたちは絶対的な信頼と愛情で応えてくれます。
子育て中は、何かと悩んで心配してしまうママとパパ。でもそれは、わが子に対する深い愛情の証です。一人で抱えこまず、上手に周りを巻き込みながら子育てをしていけると悩みも少しは軽減されるかもしれません。
わが子をぎゅっと抱きしめる時、笑顔で見つめ合う時、しぐさや言葉に成長を実感する時。子育てには喜びと癒しがいっぱい。悩みはあっても、子育ての時間を心から楽しみたいものですね。
【回答者プロフィール】
調査にご協力いただいたママ・パパを、年齢、性別、お子さまの人数・年齢で分けると以下のようになります。
(n=4968)
<年齢>
19歳以下 0.34%
20歳~24歳 4.3%
25歳~29歳 27.7%
30歳~34歳 41.0%
35歳~39歳 20.3%
40歳~44歳 5.9%
45歳~49歳 0.32%
50歳以上 0.02%
<性別>
女性 99.0%
男性 1.0%
<お子さまの人数>
0人(妊娠中) 19.6%
1人 58.5%
2人 17.7%
3人 3.6%
4人 0.5%
5人以上 0.1%
<お子さまの年齢(複数いる場合は末子年齢・妊娠中のお子さまは除く>
1歳未満 86.4%
2歳未満 3.9%
3歳未満 5.2%
4歳未満 2.0%
5歳未満 0.9%
6歳未満 0.5%
6-9歳 0.8%
10歳以上 0.4%