【専門医監修】妊婦の冬のすごし方 2021年度版

【寒さ対策】

一般的に男性に比べて筋肉が少ない女性は、基礎代謝量が低く冷え性になりやすいといわれています。

「特に妊婦さんは運動量の減少とともに筋肉量が減っているし、ホルモンバランスの変化も冷え性の原因になります。冷えると血管が収縮して血流が悪くなります。これは子宮に供給される血液が減ることを意味しますから、冷えや寒さは赤ちゃんにも悪影響を及ぼす可能性があります」(吉村先生)

妊娠初期には冷えが原因でつわりが悪化したり、中期には子宮の筋肉が収縮しておなかが張りやすくなったり、腰痛を引き起こすこともあるそうです。

冷えや寒さからプレママのからだを守る有効策として吉村先生が教えてくださったのが、以下の5点です。

・足先、手などのからだの先端から熱が奪われないように、靴下やレッグウォーマー、手袋などを活用する。
・からだの芯を温かく保つために腹巻を着用する。
・妊娠中期以降ならマタニティヨガなどの軽い運動やウォーキングで体を動かす。
・38~40度ぐらいのお風呂にゆっくり浸かってからだを温める。
・バランスの良い食事と規則正しい生活でからだを内側から温め、免疫力を高める。

おなかの赤ちゃんの順調な発育のためにもプレママはからだの冷えに気をつけたいですね。

妊娠中のお出かけ

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