新生児の時期はいつまで? 新生児にとって快適な生活環境とは

ミキハウス編集部

新生児が心地よくすごすためのポイント

新生児が心地よくすごすためのポイント

この時期の赤ちゃんは1日のほとんどを寝てすごしているので、心地よく眠れる環境を整えてあげることが重要です。

ポイントは室温。新生児は体温を調節する機能が未熟なために、室温(気温)によって体温が変化しやすいので、赤ちゃんが快適にすごしやすい室温を保ってあげましょう。

夏期25~28℃、冬期20~25℃くらいの室温が望ましいとされています。湿度はいずれも50~60%が目安とされているので、エアコン等で調整してください。エアコンを使用する際は、赤ちゃんに直接エアコンの風が当たらないようにしましょう。また1日数回は、窓を開けて部屋の換気をしておくことも忘れずに。

室温は目安通りだったら問題ないかというと、そういうわけでもありません。赤ちゃんのからだや手足が冷たくないか、体が汗ばんでいないかをこまめにチェックしてあげましょう。汗ばんでいたら服を1枚脱がせるなどして調節してください。

 

直射日光には気をつけましょう

直射日光には気をつけましょう

生まれたばかりの赤ちゃんは肌が敏感なので、室内であっても日光の当てすぎにはご注意ください。室内外問わず、生後3か月くらいまでは、なるべく紫外線が当たらないようにしましょう。新生児期はお出かけすることはないかと思いますが、生後1か月以降、外出するようになったら、赤ちゃん用の帽子、おくるみ、ケープなどを使いつつ紫外線対策をしっかりしてくださいね。

ただ、不足しがちなビタミンDを体内で生成するためには、1日15分程度の日光浴は必要です(※季節や日差しの強さにより違いがあります)。つまり過剰な紫外線対策をすると、ビタミンD不足に陥ることもあるのです。

〈紫外線に関する情報については、こちらの記事でご確認ください〉
・やりすぎはビタミンD不足にも? 赤ちゃんの“ほどよい”紫外線対策

 

この時期は生活リズムを整える時期でもあるので、朝はお部屋のカーテンを開けて部屋に太陽の光を入れてください(直射日光には気をつけましょう)。一方で、夜は明かりを落とした静かな環境を整えてください。

いわゆる「昼夜逆転」現象は生後3か月ぐらいまでに改善していくことがほとんどです。ただ、生後3か月をすぎて、夜にまとめて眠るようになってからも、赤ちゃんは夜中に突然起きてわんわんと泣くようになります。これが「夜泣き」です。一般的には6か月頃から夜泣きが始まる赤ちゃんが多いです。

〈先輩ママ・パパも夜泣きには苦労しています! 本マガジン記事にはこんな体験談も〉
・「私も一緒に泣いてしまった」ママ、パパの夜泣き体験

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