働くママの“時短料理レシピ”  
料理研究家の田内しょうこさんに聞きました!

2015.05.07

ミキハウス編集部

【夏野菜いっぱいの煮込みハンバーグ】

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<材料>
○ハンバーグ

合挽き肉…300g
玉ねぎ…小1/4個
木綿豆腐…1/2丁(150g)
片栗粉(または米粉)…大さじ2~3
塩…小さじ1/3
こしょう… 少々
ナツメグ…少々(お好みで)
サラダ油…少々

◯煮込み
ワイン(赤でも白でも)…大さじ3
なす…2個
ピーマン…3個
ズッキーニ…1本
玉ねぎ…3/4個
調味料(ケチャップ…大さじ3、中濃ソース…大さじ2)

<作り方>
(1)玉ねぎはみじん切りにする。
(2)ボウルに材料をすべて入れ、木べら(または手で)豆腐をつぶすように混ぜる。
(3)フライパンまたは厚手の鍋にサラダ油を熱し、(2)のタネをスプーンですくいながら入れて焼いていく。
(4)ハンバーグを焼いている間に、なすとズッキーニは1cm幅の輪切り、ピーマンは縦6つ割り、玉ねぎは薄切りにする。
(5)ハンバーグのすき間で玉ねぎを炒め、ワインを入れる。残りの野菜を入れて調味料を加え、フタをしてときどき底から混ぜながら10分ほど煮る。野菜から水分が出て蒸し煮になるが、お好みで水を加えてもOK。

  • つなぎに豆腐を使うことで、パン粉を牛乳でふやかす時間が短縮される。また、大豆製品がとれるので栄養のバランスも◎に。やわらかく仕上がるので子どもも食べやすくなります。
  • ただ焼くだけのハンバーグではなく“煮込みハンバーグ”にすることで一緒に野菜を食べることができます。また水分が多くなるので、お肉が食べやすくなります。
  • 野菜は秋冬には、ごぼう、れんこん、きのこなどもおすすめ。春にはキャベツや新玉ねぎ、仕上げにスナップえんどうなどと中身を変えることで、一年中、季節の野菜を一緒に食べられます。
  • 味付けもトマト缶(1缶)を入れ、トマト味にしてもよいです。根菜と一緒なら、みそ味もおいしい。

いかがでしょうか? 田内さんならではの“時短のコツ”“子どものことを考えたレシピ”を実践して、仕事と子育てと家事を上手にこなしたいですね。

 

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【プロフィール】
田内しょうこ(たうち・しょうこ)
料理研究家として「忙しいワーキングマザーのための料理」「子育て料理」をテーマに、さまざまな媒体で活躍中。出張教室やセミナーのほか、食と子育て関連の情報発信のための編集・ライター業にも携わる。著書に『時短料理のきほん』(草思社)『働くおうちの親子ごはん』シリーズ(英治出版)など。
田内しょうこ公式ブログ「働くおうちの親子ごはん!」
http://tauchishoko.seesaa.net/

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