子育て世帯にとって「医療体制」も気になるところ。こちらの項目では下記の評価ポイントをもとに、アンケートにお答えいただきました。
【近くに頼りになる産婦人科や小児科があるか】
【休日や夜間に受信できる病院やクリニック、診療所などがあるか】
地域の医療体制について、評価が一番高かったのは、栃木県です。
「かかりつけ医に登録する制度があるため、気軽に相談しやすい」 (栃木県/32歳 女性)
「自宅近くに夜間救急がある。何かあった時のために夜間でもかかれる病院があるのはとても安心」(栃木県/23歳 女性)
「小児科の病院は多い。その中でもかかりつけ医にしている病院は、予防接種と診察は部屋から受付まで全て分かれていて、感染予防への配慮がある。またネットでの予約もでき、待ち時間もない」(栃木県/26歳 女性)
栃木県では産科や小児科の数に満足しているパパ・ママが多く、またきめ細かなサービスにも安心感を感じられているようです。
2位の東京都でも、満足しているという声は多く聞かれます。実際のコメントをいくつかご紹介いたします。
「信頼している病院が近くにあるし、24時間受け付けてくれる成育医療センターもあるので、救急の時も大丈夫」(東京都/38歳 女性)
「医療費、薬代が無料という点、また、休日や夜間でも診療してくれるところが近所にあるため、医療面は充実している」(東京都/31歳 女性)
医療体制について不安を感じているのは、評価が2.65と唯一3点以下だった茨城のパパ・ママたちです。
「産婦人科が少ない。妊娠のかなり初期に分娩予約をしないと予約が取れない病院もある」(茨城県/33歳 女性)
「車で1時間も走らないと、夜間や休日の診察をしている病院がない」(茨城県/28歳 女性)
病院の数だけでなく、急病にも対応してくれる体制の整備が望まれています。