関東1都6県「子育て満足度調査」で分かった、子育て世帯の本音

ミキハウス編集部

項目別ランキング 「教育」  教育体制に期待する親心は、どの地域も同じです

まだ子どもが小さいうちは気にされている方も少ないとは思いますが、今後、この地域で子育てしていきたいかを考えたとき、やはり「教育」は評価対象のひとつになります。こちらの項目では下記の評価ポイントで、判定していただいております。
【小さな子どもでも通えるようなお稽古ごと、教室などはあるか】
【地域の公立小中学校の教育について満足できるか】
【総じて教育に関して熱心な地域か】

007ランキング表_教育

1位の東京でも、3.33と低めの評価です。東京、埼玉、千葉の順で南関東が上位ですが、地域間の格差はそれほどありません。教育についての評価が伸び悩んだのは、期待値の高さの裏返しかも知れません。

東京に住むママたちは、お受験の選択肢も視野に入れているようです。

「名門幼稚園のほか、インターナショナルスクールも多い地区なので、教育の選択肢はたくさんある。公立の小学校も評判は良い」(東京都/31歳 女性)

「赤ちゃんから始められる習い事がたくさんある。 有名私大が近所でアカデミックな雰囲気もある。教育熱心で、早くから受験を念頭に入れて準備している方が多い」(東京都/41歳 女性)

「国立の小学校や都立の中高一貫校がそばにあるので、お受験塾もたくさんある。子どもたちも自然と勉強する雰囲気ができている」(東京都/32歳 女性)

東京以外の地域では、公立志向が強いようです。しかし、習い事への関心は高く、埼玉のママはこんなふうに話しています。

「幼児からでも通えるスイミングや体を使って遊ぶ教室は多い。 保育園や幼稚園でも英語や体操などを教えてくれる」(埼玉県/30歳 女性)

5位の群馬では、子どもの教育のために、人気のある公立の小中学校の校区に引っ越す家族もいるとか。

「地域に公立の小中学校は多いが、教育の質についてはさらなる向上が必要。子どもの習い事についても、県内では比較的大きな市町村なので施設自体は多い」(群馬県/26歳 女性)

「教育熱心な公立中学等がちゃんとあるんだなと感じる」(群馬県/28歳 女性)

住む場所は違っても、よりよい教育環境を求めるのは、変わらない親心と言えそうです。

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